小学生の感想文みたいですが率直に感じました。
僕は「物事」「事象」「症状」など感じた事や考えたことを文言化することは苦手で、常に一人一人の患者様に対してその都度考えて対応していました。
当然のことながら、「うまくいったパターン」「失敗したパターン」があるわけでそこを分析しようにも言語化しデータに残しているわけではないので結局同じことを繰り返し、悩み、脳の疲労が常にありました。
今回お二方の講義を聞き、やはりある程度患者別のトークスクリプトは必要で、臨床のデータを集め整理することで患者に継続的に治療院にきてもらう、新規の患者様なら治療方法や提案を受け入れてもらうなど「患者が前向きに自院を選んでもらう」が実現できているのではないかと感じました。
中井先生の講義では、初診患者や既存患者など対象者別のフローチャート資料が僕にはとてもわかりやすかったです。会話の流れがイメージしやすく、早期に取り組み始めることができそうだと感じました。
また、既存患者へは情報をリスト化し共有する。院内スタッフ全体で把握することで、結果として患者への不快感等悪いイメージを与える事の軽減がはかれ、逆にこちらの提案を受け入れてもらえやすくする環境づくりまで徹底されていて、正直驚きました。
実現したいですが現段階では実務で精一杯になっているのが実情なので目標としたいと思います!
岩井先生の講義では、「どう話し、どう体感させ、どう見せるか」。
医療業界で働く者として「ホスピタリティ」は絶対忘れてはいけない重要事項であるが、「奉仕」「慰安」ではない。
患者様それぞれが目指す健康・理想像に向け、どう寄り添い提案を受け入れてもらえるかという言葉が非常に印象に残りました。
患者様それぞれが目標としている理想像は違うので、そこに対して「年代別」「スポーツマン」「男女」など色々な会話方法が必要で、そのためにはタイプ別の「言語化」「パターン化」は準備しておかないとホスピタリティの実現は困難である点がまじまじと痛感しました。
内容はとても濃く、受ける刺激は半端ないですが、自院や自分のスキルをあげるためには絶対に受けたほうがいい講義だと思います。